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#375 「ブ」と「ヴ」

 以前、読点「、」とコンマ「,」の使い分けに関する話をした(→#331)。今回は似たような話として「ブ」と「ヴ」の使い分けについて書きたい。
 「う」という字に濁点をつけて表す語は固有の日本語には存在しないが、この字は外来語をカタカナで表すときにしばしば用いられる。すなわち、bの音は「フ」に濁点、vの音は「ウ」に濁点で表すという基本ルールがある。昔はどちらも元々日本語にあった「フ」に濁点で記していたが、最近は両者を使い分ける書き手が多くなっている印象がある。bの音とvの音は多くの欧米語で区別されているので、その発音の違いを日本語のカタカナでも何とか表示できないかという試みであろうことはよくわかる。例えば…、

 live→ライヴ
 vocal→ヴォーカル

というような感じである。
 ところが、この使い分け、どうも一貫していないように思う。というのも、vの音をすべて「ウ」に濁点で表すと、どうしても違和感が伴う外来語があるからである。例えば…、

 vocabulary→ヴォキャブラリー
 event→イヴェント
 video→ヴィデオ

どうだろうか?違和感を感じはしないだろうか??少なくともこのように書いた文章を私は目にしたことがない。私のみが見たことがないだけかもしれないが。しかし、やはりvをすべて「ウ」に濁点で表すというルールは一貫して確立したものとはいえないようである。

 何がいいたいかといえば、結局こういう表記のルールはどっちでもいいからどちらかに決まってくれていた方がありがたいということだ。ライヴとかヴォーカルという言葉はだいぶ使い手が増えてきたように思うが、直前に書いた3つの例はいずれも見かけない。やはり、「ボ」キャブラリーだし、イ「ベ」ントだし、「ビ」デオなのである。ルールの一貫性を保つために「ウ」に濁点を利用する者がいるかもしれないが、もう日本語のカタナカ表記の通例として上記の書き方が通例化している以上、敢えてこれに反旗を翻す必要はないと思われる。「vをウに濁点で表そう運動」なる一大ムーヴメント(←これもvですね笑)が現れたら話は別かもしれないが。


[2014/5/4(Sun)]
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